matsunoe

2023/07/10 09:00

今回は自分的にも思い入れが強い素麺のご紹介です。まず一般的な素麺の帯の色の違いから説明しますと、贈答用の特上品である黒帯、皆様が普段目にする機会の多い上級品とされる赤帯、とりわけココ福井の上級品素麵は生産量日本一の「揖保乃糸」が一般的かと思います。できれば違うものをご紹介したい!という一心で、身の丈も弁えず「小豆島手延素麺協同組合」様に直接お電話するも「出荷単位はトン単位ですよ」と言われ「失礼しました...」と電話を切ろうとしたところ、電話口の営業様が真摯に向き合ってくださり折角なのでと代理店様をご紹介してくださり令和3年度からのお付き合いをさせて頂いております。その思い出も忘れないように店頭のディスプレイの木箱はこの先もずっとその当時のモノになります。もちろん商品は毎年新しいモノをご紹介していきます。素麺の説明をさせて頂くと10月~3月の寒期に天日干しすることで、コシのあるモチっとした食感とツルっとしたのどごしが印象的な小麦の余韻を強く感じる仕上がりになっています。原材料は組合推奨の小麦、瀬戸内海の塩、かどや製油のごま油を100%使用して酸化を抑え味と品質を保っています。四百年受け継がれた製造方法、こだわりの原材料共に筋金入りのブランド品です。これから素麺が食卓にでてくる機会が多くなる季節。「小豆島手延素麺島の光」でいつもとは違う食感とのどごし、小麦の余韻を堪能してみてはいかがでしょうか。